タカラジェンヌの卵を育成する『宝塚音楽学校』が伝統や不文律を見直した事を公表されました。
以前、宝塚96期いじめ事件が社会的問題ともなり裁判まで起こった痛ましい事件から数年が経ち、今回再度学校側がこの時期に公表までされたと言うことは何か問題があったのでしょうか。
今回の見直しについて副校長・木場健之(こばけんし)さんは『子供達の気質も変わっており、生徒の自主性を尊重しつつ、時代にあわせて改善を進めている』と語っています。
今回は憧れの宝塚音楽学校での理不尽すぎると思われる、ルール調べてみました。
目次
宝塚音楽学校の女の世界の上下関係で悲鳴?
憧れの宝塚音楽学校は狭き門で合格発表の日は親子で抱き合い歓喜の涙の様子がよく報道されています。
合格される彼女達は一般人でありながらも同じ学校にいてもどこか垢抜けていて、オーラーを纏、品行方正な子達が多いように思います。
いわゆる大人からしたらとても明朗活発、文武両道をこなす少女達だと思います。
そんな少女達が憧れて輝きながらくぐる門、そこで一体何があるのでしょうか。
高塚れなさんの言葉は炎上し、自分に合わなかっただけ、途中退団ではなんともいえない、暴露内容で夢を壊さないで!と批判を浴びました。
確かに、退団してから暴露という形は一緒に頑張っていた仲間や、在籍中にお世話になった方達への裏切りのような気もします。
ファンは夢をみて癒やされたいその想いで一生懸命応援するのです。
ですが女の世界の上下関係や人間関係の複雑さから宝塚96期いじめ事件という事があったのも事実です。
こんなやつをキャスティングするテレ朝もおかしい。#越路吹雪物語 #96期 #宝塚いじめ裁判 https://t.co/qKm5CYExPW
— marimo (@marimo_pic) February 13, 2018
こちらはキャスティング上だったそうですが、 叩かれている役の花乃まりあさんは(かのまりあ)2014年11月17日付けでトップ娘役になった方です。
華やかで美人な方ですが、演技等もまだ未熟なのでは?という噂もあったそうですが、96期生がトップ娘役になったという事もあったのか風当たりがかなり強かったのでは?と言われています。
トップ就任から僅か2年弱で退団をされました。
「世界のお客さまに宝塚の魅力を届けられて幸せ」
トップ娘役になってからはどんどん痩せてしまったようでファンからは心配の声があがり、この早い退団に風あたりのキツさが噂されたようです。
現在は明るい笑顔でZIPリポーターなどでご活躍されていて良かったです。
宝塚音楽学校の女の世界の上下関係で悲鳴?不文律のやりすぎルールまとめ
今回宝塚音楽学校で公表された不文律の廃止
宝塚音楽学校の発表された廃止事項もちょっと驚きました。
普通の公立中学でも、女の世界では中学生頃の部活などでも、先輩が見えなくなるまで90度で挨拶をし続けるなどの部活もありましたが、逃げ場があるんです。
宝塚音楽学校の生徒は大半が自宅から通学出来ない為、『すみれ寮』で寮生活をしています。
学校でもここまで神経を使い、寮に帰ってからも沢山の不文律ルールがあるのでは心が病んでしまいそうです。
~宝塚音楽学校の怖い噂!~
○ 先輩が黒!と言えば、白でも絶対黒!
○ 挨拶の声が小さいと怒られる
○ 歩き方、おじきも指導が入る。
○ 他の誰かが注意されているのは見て、慌てて直してはいけない、『直させていただきます!』と言ってから直す。
○ 同期の人が怒られた場合は連帯責任で全員で謝罪をしなければいけない。
○ 廊下でお喋りしたり、階段を使う際も音を出さないようにする
○ 電子レンジは『チン』の音が鳴る前に取り出さなければいけない。
○ 買い物の袋がガサガサ音を出しながら商品もだせない。
○ 掃除については髪1本落ちていていけなく、置いてあるものの場所もミリ単位で整えなければならない。
○ 登校は2列の隊列
○ 校内の廊下を歩く時は1列で壁際を歩き、直角に曲がる
あくまで、噂の段階ですのでどこまでが本当であるかは定かではないですが、厳しいということと、一部の話は嘘のような本当のルールのようです。
もと娘役トップであった白羽ゆりさんが以前、宝塚音楽学校の1年生は1年間笑顔禁止だと告白されています。
「笑ってはいけないんです。へらへらして見られないように。すごく厳しい世界なので」
「1年生のルールがあって、1年生の部屋以外は学校でも外でも笑っちゃ行けない決まりなんです。見つかると(上級生に)怒られます」
「宝塚の音楽学校は1年生と2年生しかいないので1つ上の先輩は絶対なんです」
「化粧はもちろん禁止。私服も決められています」
元祖トップスターだったたかね吹々己さん。
『理不尽なことに耐える精神力は鍛えられましたが、もう二度と戻りたくありません』
手元の楽譜を見ていただけで『寝ていた』と怒られる人もいたそうです。
たかね吹々己さん自信も反省文を渡したところ『渡し方が気にくわない』と読まずにその場で破り捨てられてた事があったそうです。
狭き門をくぐり、憧れの宝塚音楽学校へ入学出来た彼女達。
すべては100年を超える歴史の中『清く正しく美しく』という理念からの生徒達による受け継がれた伝統。
『宝塚音楽学校の生徒として、恥ずかしくない行動をとる』という誇り高きものの為でした。
志の高さや情熱や、やはり厳しい世界から生まれる美しさというものもタカラジェンヌからは感じられる一つの美しさと魅力でもあります。
人を萎縮させるような厳しさはマイナスですが、規律正しい所が魅力でもありますので、現代に合わせた改革をしながら、やはり、規律正しいからこそ生まれるタカラジェンヌの魅力も見ていきたいです。