7月20日にYOUは何しに日本へ?
番組で紛争が絶えず世界でもっとも貧しい国と言われている南スーダン陸上選手団が出演されます。群馬県前橋市で支援のもと東京オリンピックまで長期合宿をしているそうです。
男子1500mのアブラハムさんの自己ベストは3分43秒でリオ五輪の優勝タイムより7秒弱早いそうなのです!
1955年より紛争が続き、2011年に独立した南スーダンは今だ混乱状態にありアブラハムさんは平和のために走り続けているそうです。
今回は日本にきて頑張っている南スーダン陸上選手の日々の練習や南スーダンの選手の状況を調べてみました。
皆さんも一緒に調査していきましょう~
目次
南スーダン陸上選手リオ金より7秒早い?アブラハム紛争に平和?
左からジョセフ・コーチ/マイケル/アブラハム/ルシア/アクーン
現在南スーダンでは整備された競技場がなく、選手たちは砂地の空き地を走っているそうです。
日本では体調管理から設備、トレーニングメニューなどオリンピック選手候補となった時点でかなり考えられていますよね。
それさえも知らなかったのかもしれません。
国が『東京オリンピック』への出場支援を申し込んで、南スーダン陸上選手の5名を群馬県前橋市が全面的に支援してくれることになったそうです。
群馬県にてオリンピックまでの期間を長期合宿として、女子1人、男子2人の五輪選手とパラリンピック選手1人、コーチ1人を迎え入れ現在トレーニングに励んでいます。
そのメンバーの1人アブラハム選手はなんと男子1500mの自己ベストはリオ五輪の優勝タイムより7秒弱早いそうなのです
アブラハム選手(20歳)
南スーダンではしっかりと食事をとる事も難しいそうです。
アブラハム選手は母に陸上は続けることさえも反対されていたそうです。
父が8年前に他界し、母も仕事がなく、弟5人と妹2人8人兄弟の長男であるアブラハムさんの実家は貧しかったそうです。
下の兄弟たちは貧しい為に学校へもいけず、高校を卒業し家族を支えようと思っていたそうですが、日本へのお話が舞い込み日本へ行く事に反対していた母に対してもオリンピックの夢が諦められなかったそうです。
『スポーツには国を1つにする力がある』と信じているからです。
母国から1万キロ離れた日本に不安もあったことでしょう。
全然知らなく日本の情報も良くわからないまま家族と離れどんな生活があるのか希望もあるけれど不安のほうが大きいですよね。
アブラハム選手は20歳ということなので生まれたときから紛争の中でしか育っていないだから生きるそれだけでも精一杯だった気がしてなりません。
同じ地球に生まれながらもこんなにも違う生活をしている若者がいるなんて悲しくなってきますよね。
家には屋根もないというアブラハム選手は何故走り続けるのか?
世界中で中継される五輪でメダルをとればみんなが注目してくれ、そこで平和のメッセージを伝えたいと考えているようです。
アブラハム選手の家族の写真には家族と後ろに塀だけの屋根のない家が映っていますね。
絨毯を屋根のかわりにして暮らしているそうです。
苦しい生活の中母と7人の兄弟を残して、走るり続けるアブラハム選手はの言葉『ただ走るのではなく、僕は平和のために走りたい』という心の叫びのようにも感じますね。
南スーダン陸上選手を取り巻く『世界でもっと貧しい国』の陸上状況とは?
1955年から17年間続く第1次内戦後、1983年から22年続いた第2次内戦後、2011年7月にスーダンから独立したアフリカの国である南スーダンは独立後も紛争が続き政治情勢も今だ不安定だといいます。
物資も足りず『世界でもっとも貧しい国』としている国の陸上選手たちの状況といえば、日本では考えられない状況です。
南スーダンで開催されるスポーツ大会では裸足の選手もいるそうです。
競技場もオリンピックを目指す設備が整っていません。
2011年7月に独立した南スーダンは世界で一番新しい国です。
東アフリカに位置し首都はジュバです。約日本の1.7倍の面積を持ち人口は1258万人です。
南スーダン陸上選手群馬合宿で選手たちの日常は?
前橋市はふるさと納税を活用して、宿泊施設、食事の提供、公営トラックの貸し出し、ボランティアコーチや通訳を用意してくれているそうです。
陸上競技連盟のの吉野コーチはじめたくさんのコーチ陣や
通訳ボランティアの皆さん、選手を支える皆さん、声をかけてくださる皆さん・・・感謝 pic.twitter.com/9P8cEBcdhj— 山本龍 (@YamamotoRyu) November 20, 2019
南スーダンの選手達は月曜~金曜日まで毎日練習に励んでいるそうです。
その合間にご飯を食べにいったり、買い物をしたり、市職員さんと同行し日本での生活をしているそうです。
曜日:月曜日・火曜日・水曜日・木曜日・金曜日・土曜日(日曜日は休日)
時間:13:00~16:00(※水曜日のみ15:00~17:00)
場所:王山運動場(月曜日・火曜日・木曜日・金曜日・土曜日)
ヤマト市民体育館(水曜日)
チームで学校訪問や地域行事への参加もするそうです。
その活動の中、母国の復興過程の状況なども伝え、地元の子供達と一緒に練習したりする事もあるそうです。
未来の金メダリストと一緒に走った思い出なんて素敵ですよね!
選手たちはお米や麺、うどんなんかも好きだそうですよ。
「日本に来る前は、どういう人たちが暮らしているかも知らなかった」「これほど歓迎してもらえるとは思っていなかった。だからそんなに母国が恋しくない。とても落ち着いた環境で、すてきな人たちに囲まれているからね。そのことにすごく驚いたよ」
アブラハム選手は今ではこんなふうに答えてくれていました♪
そして今はみんな南スーダンに行くのは怖いけれど、近い将来僕たちの国もすごく平和になって誰もが自由に旅行できるようになると信じているそうです。
南スーダンでも前橋の人達にあえたら幸せと答えています。
きっと周りの人達に応援された事を感じてくれているのでしょうね。
いい結果がでたら皆さんのお蔭だと考えていて、支えられて感謝を帰国後に未来のアスリートを経済的支えたライ、苦しんでいる人のサポートをしていきたいそうです。
南スーダン陸上選手群馬合宿?リオ金より7秒早いアブラハム平和をまとめ
1955年から17年間続く第1次内戦後、1983年から22年続いた第2次内戦後、2011年7月にスーダンから独立したアフリカの国である南スーダン世界で一番貧しい国の中で選手たちは平和につながると信じ東京オリンピックでメダリストになる為にひたむきに日々頑張っていました。
群馬県にてオリンピックまでの期間を長期合宿として、女子1人、男子2人の五輪選手とパラリンピック選手1人、コーチ1人を迎え入れ現在トレーニングに励んでいます。
選手の『スポーツには国を1つにする力がある』と信じ、平和のために走るんだという言葉はとても重みがあります。
生まれた時から紛争の中で生き抜いてきた選手たちの未来が明るい事を祈ります。
南スーダン陸上選手の今後のご活躍を楽しみに期待しています。